歯科医師から聞いた、良い歯医者さんの選び方

日常生活
・新しく歯医者を探しているけど、たくさんあって選べない!
・行く前に良い歯医者さんかどうか見極めるポイントが知りたい!

 

私も転勤でお引越しするたびに、新しい病院を探すのに苦労していました!

 

コンビニの1.5倍はあると言われる歯科医院の中から、私たち患者に寄り添ってくれる「良い歯医者さん」を見つけるのは簡単ではないと思います。

そこで今回は、歯科医院で受付の勤務経験のある私が先生から聞いた、
行く前にチェックできる良い歯医者さんのポイントをご紹介していきます。

これからご紹介するものに当てはまる歯科医院さんが必ずしもご自身にとっての良い歯医者とは限りません。あくまでも行く前に選ぶ際にチェックする判断基準として参考にしていただければ幸いです!
1.通いやすい場所にあるか?

クチコミで評判の良い歯医者さんを見つけた!と思っても、通うのに1時間かかってしまったり、退勤時間と診療時間のタイミングが合わないと、通うのが億劫になってしまいます。
どうしてもその歯科医院でしか治療できない場合を除いては、自分が通いやすい場所から選んだほうが良いです。

2.初診時に時間をかけて資料取りをしてくれる

問診はもちろん、
・レントゲン
・歯周基本検査(歯周ポケットの深さや歯の動揺を調べる)
・口腔内撮影
をしっかり行ってくれる歯医者さんを選びましょう。

治療時間を短縮して回転数を増やしたい歯科医院はこのような検査を省略することがあります。
そのため、良い歯医者さんほど初診の時間は長くかかります。(応急処置の場合は異なります)
早く治して欲しいのに・・・と思ってしまいますが、一度抜いたら生えてこない大切な歯だからこそ、時間をかけて検査してもらいましょうー!

3.根菅治療に積極的に取り組んでいるか

根管治療とは、虫歯で細菌感染を受けてしまった歯の根の中をきれいに掃除する治療です。
根管治療は保険点数が少ない割に手間がかります。
そのため、根管治療を得意としており精度の高い治療をしてくれる歯科医院を選ぶことが大切です。

4.ラバーダムを使っているか

ラバーダムとは、歯の治療の際に患部以外を薄いゴム製のシートで覆うものです。主に根管治療で使用します。細菌が患部に侵入し細菌感染するのを防いだりするのに効果があります。
患者さんにとってメリットも多いのですが、治療に手間がかかったり、コストの面で使用しない歯科医も多くあるようです。
ですので、積極的にラバーダムを使用している歯科医院は患者さんの事を考えてくれている良心的な医院だと言えます。

5.マイクロスコープや歯科用CTを使っているか

マイクロスコープを使うと、肉眼では見えないレベルの小さな虫歯や破折を見逃さず、精度の高い治療ができます。
また、歯科用CTは歯の内部を立体的に撮影することができ、歯茎の裏や歯の根の構造を正確に把握できます。
どちらも高価な機械ですし、口腔内を細部まで見ることが出来る分、時間と労力が必要になります。時間と労力をかけている分、その歯科医院が治療に対して誠実に向き合っているということだと思います。

6.滅菌・衛生管理が整っているか

以前、歯を削る機器を使い回して治療をする歯科医院が全体の約7割にもなるというニュースがありました。
歯科治療に使う器具には必ず唾液や血液がつきます。
その唾液や血液の細菌やウイルスの感染原因になります。
そのため、使用した器具はしっかり滅菌処理する必要があります。高機能な滅菌機を使っているところは、ホームページで「クラスBのオートクレープを導入」などとアピールしていますのでチェックして見てください。
一般的な滅菌器では滅菌できない内側も滅菌することができます。

以上が、私が働いていた歯科医院の先生から聞いた、良い歯医者さんを見つけるポイントになります。
たくさんの歯科医院の中から、ご自身が通いやすいところを見つける手助けになれれば嬉しいです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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